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    第2回えんとつ王を終えて、今週の1曲。

    • 2016.05.10 Tuesday
    • 21:57
    第2回えんとつ王が終わりました。
    珍しく肩がこっている石川です。

    帰りのドライブではアドレナリンが切れたのか猛烈な眠気に
    襲われながらも、麻美さんに道中なぞなぞを出して頂き、
    脳を覚醒させながら何とか無事に山形まで帰りました。

    そのうちの一問

    「キスはキスでも一度くっついたら離れないキスは?」

    「(激眠朦朧私)え、それは×××の前のはじまりの…」

    「下ネタじゃないです」

    (答えはホッチキス)



    さて劇団サイドではなく、一個人としてえんとつ王を振り返ります。

    えんとつ王、ひいては劇王は大前提として、当たり前ですが競います。
    この競う、という行為は出場団体にとって当然ですがストレスです。
    普段の公演では味わうことのないような異常な負荷がかかります。
    そして徹底的に自分たちを客観視する力が磨かれます。
    戯曲の構造、演出プラン、演技、その他本当に細かいところまで
    何が面白いんだ?この台詞の意味はなんだ?なぜその動きになるんだ?
    これで本当に勝てるのか?なにを武器として戦っていくんだ?
    と、自問自答しながら積み重ねていく時間が続きます。
    まあ、いっか、とかあとは流れで〜という楽観性あるファジーが消え、
    「御託はいいからとにかく勝ちたい」分かりやす過ぎる目的のもと、
    ギリギリと創作をし続けるとどうなるか?

    目つきが変わります。甘さが無くなります。迫力が違います。
    まるで進撃の巨人で実戦を終えた後の主人公たちが変わったように。

    本当はコンペ関係なくそうあるべきなんです。
    しかしながら悲しい性か、どうしても普通に公演を定期的やるよりも、
    いやおうが上に自分をその身に置くことによって、
    文字通り「叩きあげられ」ます。

    この痛みある成長は本当に貴重です。そして次につながります。
    審査員は不明瞭な言い方で批評しません、
    「ここの、ここが、こうだから駄目だった」
    「ここの、ここが、こう良かった」

    ・・・『批評が自分にそのまま跳ね返ってくる怖さもありますよ笑』
    (平塚さん談)

    前回のえんとつ王でボロボロに言われてから今回、ちゃんと成長して
    ここまできたな、と自分に信頼ができました。

    もちろん、だからこそまだまだ向上せねばとさらに思うのです。

    そしてこの出場者なら分かりますが、この争いは湿度が無いです。
    愚痴愚痴した因縁のつけ合いではなく、作品をぶつけ合う真っ向勝負、
    そして第3者からの投票、点数というやはりスッパリとしたシステム。
    だからこそ、全国的に飛び火した企画なのだと思います。

    さっそく来年の開催について、募集が始まっています。
    さあ、出ましょう。出る出る詐欺では無く、出ましょう。

    では今週の(久しぶりだけど)1曲。
    『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』より
    Komm, susser Tod



    これ、はい、ラストに使いました。
    台本を読み終えた瞬間からもう頭に流れていました。
    どうしても映画のイメージですが、知らない人にはきっと
    しっくりきていたと思います。

    あの日々はもう終わりです。
    さあ、次の終わりを目指してまた出発します。
    ではまた、次の1曲で。

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