演劇やダンスといった舞台表現をもっと身近に!新潟の魅力を発見したい!人や場所や表現をつなげたい!構成メンバーは新潟市内で活動する舞台人です。 「水と土の芸術祭2012」市民プロジェクトをきっかけに設立。2015年4月「新潟古町えんとつシアター」をオープン。
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    劇団ひまわり新潟エクステンションスタジオ青年部・研究科公演『十二夜』を観てきました
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      月曜担当の後藤です。
      先日、新潟県民会館で劇団ひまわり新潟エクステンションスタジオ青年部・研究科公演『十二夜』を観てきました。
      かの有名なシェイクスピアの芝居を2017年一発目の観劇作品として観られたのは、芝居に関わる者の端くれとして身が引き締まる思いでした。

      この感想文は多くの批評とネタバレを含みます。
      それでもいいという方だけ読んでください。

      もはや有名すぎて話のあらすじなど説明する必要もないと思う。
      恋の勘違いが連鎖し、三角関係、果ては四角関係にもなり、さらに人違いや成り済ましが横行し、どうなるんだこの話と結末が想像できず知りたくなる。

      出演者はまるで絵のように情景となり、この喜劇を引き立たせてくれた。
      劇団ひまわり新潟エクステンションスタジオ青年部・研究科という肩書きだけ見れば、長々として、どんな集団なんだと思いがちだが、妥協のない真摯な芝居への向き合い方が観ていて心地よく、安心させられる。
      実際、2時間半という驚異的な上演時間にも関わらず、全く飽きることがなく、むしろあっという間という感じ。
      ただの斜に構えた芝居ではこうはならない。

      ラストシーンは泣いた。
      多分感情移入の渦の中にいたと思う。
      ヴァイオラの本当の姿、本当の自分、本当の家族、本当の気持ち。
      全ての本物を認め、オリビアへの恋心を振り払ってまでヴァイオラを受け入れた池田君演じるオーシーノ公爵。
      あのシーンの池田君はまさしく公爵そのものだった。
      芝居の中で成長していく姿を見て、晴れてあのシーンが訪れた時の感動は凄い。

      また、おなじみ栗田さんや荒井さん、樋口さんといったベテラン勢も見事。

      栗田さんはサー・トービー・ベルチという酔っぱらいの役で、まさに鬼に金棒。
      荒井さんは不運な執事マルヴォーリオを演じた。
      この役がまた恐ろしく悲惨な末路を辿る。良い人なのだがとことん酷い目に遭う。
      こういう展開がまた現実のどうしようさを忘れるなというシェイクスピアのメッセージのように思えた。
      樋口さんは道化のフェステを演じ、ちょくちょく話の腰を折っていた。
      フェスティバルからこの名前が来ているのかなと少し思った。
      彼の口から発せられた「黙れハレンチなサタン」という台詞があまりにインパクトがありすぎて今でも忘れられない。

      だが何よりインパクトがあったのは、地味に舞台監督としてパンフに名を連ねていた大家貴志。
      キャスト欄の司祭役の所にも彼の名前があり、そっちに目が行きがちだが、この情報は見逃せなかった。
      何気に重要ポストに着いていたのね。

      ひまわりさんのシェイクスピアシリーズ。
      今回もやはり見応えがあった。
      次回はどの作品をやってくれるのか、非常に楽しみだし、期待している。
      Posted by : 創るつながるプロジェクト | 後藤忠彦 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | -
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