演劇やダンスといった舞台表現をもっと身近に!新潟の魅力を発見したい!人や場所や表現をつなげたい!構成メンバーは新潟市内で活動する舞台人です。 「水と土の芸術祭2012」市民プロジェクトをきっかけに設立。2015年4月「新潟古町えんとつシアター」をオープン。
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    『この世界の片隅に』を観てきました
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      月曜担当の後藤です。
      年始に高田世界館で『この世界の片隅に』を観てきました。
      この映画はどうしても特別な場所、特別な日に観たかったので、これ以上ないタイミングと会場で鑑賞するため敢えて去年は観ずに取っておきました。

      この感想文は多くの批評とネタバレを含みます。
      それでもいいという方だけ読んでください。

      この映画を観てまず意識するのは「原爆」。
      作中では時間の経過をちゃんと何年の何月と表示し、日本人としてどうしても避けては通れない原爆投下の結果が訪れることを察してしまう。
      広島が故郷の、主人公すずの人生はきっとこれによって悪い方へ向かう。
      刻一刻と近づく悲惨な末路に、観ているこっちは例えようのない絶望と不安を感じる。

      しかし、その未来が近づいても、また原爆が投下されたその後も、結果だけの現実にありのままに抗うすずの姿に感動した。
      抗うというのは、もちろん根性で苦難を乗りきることもそうだが、泣いたり、笑ったり、怒ったり、一人で楽しみながら、誰かと触れ合いながら、消えない過去と分からない未来から逃げずに今を生きる人の姿の美しさのことに他ならない。
      この作品はリアリティを追及しただけでなく、そういった生きる力に満ちている。

      何より主人公すずの人柄が良い。
      人の幸せを自分のことのように喜ぶことができ、人の痛みを自分のことのように悲しむことができる。
      あの時代、皆が当たり前のように支え合い、すずも人を助け、または助けられて生活しているが、彼女の人の良さが滲み出ていなければこうはならない。

      観た人が捻り出すのが感想で、与えてもらって、気づかせてもらって感謝するのが感動だとするならば、この作品ほど感動を与えてくれる映画はない。
      まだ観ていない人は、ぜひ上映中の映画館を探して観て欲しい。
      観て損はない。
      うまく言えないが、きっとこの映画は何かを与えてくれる作品だ。
      少なくとも僕はまた観たい。



      Posted by : 創るつながるプロジェクト | 後藤忠彦 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | -
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